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猫伝染性腹膜炎(FIP)
このブログは、FIPに罹患したアビシニアン(3才オス)の、2ヶ月間の闘病記録を中心にした内容です。新たな更新はしていませんが、この、猫にとっての「死に至る病」について、愛猫家の皆さんに知っていただければ、と、公開しています。
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2004/01/17(Sat) No.826 早いもので、1月ももう折り返し地点を過ぎてしまいました。実は週明けの月曜日が1月19日・・・・。2000年1月19日の午後2時少し前に、私はアビ吉と出会いました。良い天気でしたが、風の冷たかったことを覚えています。アビ吉を見つけ、保護した際の光景は、今も目に焼きついています。 抱き上げた直後、10秒くらい?もがいていましたが、くるんだセーターの暖かさに安心したのか、もがくのを止め、ふと私を見上げました。寒くて、怖かっただろうに、その眼に苦悩のかけらはなく、つぶらで可愛いいことに驚きました!初めてアビ吉と目があった瞬間でした。 昼食を摂らずに、そのまま職場にUターンし、スタッフルームに連れてゆきましたが、一足先に昼食を終えていた他の同僚達が振り返り、驚きと笑顔でアビ吉を迎えてくれ、手分けして、使用済みの段ボール箱、お年賀でもらったタオルや新聞紙、使い捨てカイロなどで、臨時のお家を作り、コンビニで買ってきた猫缶とミルク、ぬるま湯を与えました。 私達の午後の仕事中、疲れきっていたのか、アビ吉はコトリとも音を立てず、ダンボールハウスの中で寝ていたようでした。終業後、覗いてみると、缶詰を食べ、少量の排便がありました。1日か2日、ほとんど何も食べていなかったような感じでしたが、元気が快復したのか、嬉しそうに後足立ちして、飛び出しそうな素振りをしたので、もう一度段ボール箱を閉じ、急いでキャリーケースを買いに走りました。子猫にはプラスチック製のキャリーケースが大き過ぎ、すきま風がきっと寒かったと思いますが、それに入れ、夜道をwooさん宅に向かいました。 途中一度だけ、心細いのか、ニャーとないたのを覚えています。 すみれさん、心配してくださって、そして励ましてくださって、本当にありがとう。しばらく、この堂々巡りから出れないようですが、少しずつ立ち直ってゆきたいと思っています。
by abi_kichi
| 2004-10-04 20:52
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