カテゴリ
以前の記事
フォロー中のブログ
猫伝染性腹膜炎(FIP)
このブログは、FIPに罹患したアビシニアン(3才オス)の、2ヶ月間の闘病記録を中心にした内容です。新たな更新はしていませんが、この、猫にとっての「死に至る病」について、愛猫家の皆さんに知っていただければ、と、公開しています。
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2003年8月13日 副腎皮質ステロイドは臓器移植の時の拒絶反応を防ぐために投与されるそうですが、つまり、それだけ強い免疫を抑える力があるのだそうです。投与中は、細菌やウィルスに対する抵抗力が落ちることが、死に直結するので、感染予防の為に抗生物質を投与するだけでなく、怪我をしたり、身体が汚れないように、注意しています。ケージの中の掃除やトイレの頻繁な交換、1日2回蒸しタオルでの清拭をしています。身体を拭かれるのは本当に気持ちがよいらしく、じーっと目を細めて、なすがままにされています。少し湿った頭の毛がひと頃のベッカム・ヘアーに似て、とても可愛いのです。(^^ゞオヤバカ? 口の中や耳の中はさすがに嫌がりますが、しっかり拭くようにしています。 猫おば #
by abi_kichi
| 2004-09-23 20:22
2003年8月13日 アビ吉は、今日も、シーバ・デュオを少しずつながら、食べていた。貧血がひどく、相変わらず、歯肉等が白いのが気になるので、今日は、レバーを買って来た。茹でて、裏ごししたものを治療食のトッピングにしてあげることに。 裏ごししている最中に、他の猫達も、そわそわと作業の邪魔にやってくる・・たまたまついていた心臓をウ-にやったら、これまた、ぺろりとたいらげていた。(^-^) アビ吉も、目をつむりながら、レバーのかかった餌を食べてくれる。少しでも、貧血の改善につながればいいのですが・・。 今日、日中、外出していた間は、あまりケージの中の餌や水は減っていなかったが、夕飯は、まあまあ食べることができていたので一安心。どこまで、アビ吉が、踏ん張ってくれるかわからないが、今日も無事に1日を過ごすことができた。 #
by abi_kichi
| 2004-09-23 20:22
2003年8月13日 今朝4:00過ぎ、ケージの中でアビ吉がカタカタ動き、小さい声で啼いている。どうしたんだ? どうもお腹が空いているらしい。シーバ・デュオをあげると、またカリカリと食べ始める。結局、朝8:00過ぎに飼い主が起き出す頃には、1袋分くらいは食べていたようです。 am10:30 投薬 残っていたシーバ・デュオや、他の猫のセレクト・プロテイン等を少しずつ食べる。水もよく飲んでいる。(自力での食事は嬉しいが、食事や水の摂取量がなかなかきちんと測れないのが困る)(^-^);; 朝・晩に蒸しタオルで全身の清拭を行なっているが、これまた気持ち良さそうにしているので、見ているこちらもホッとする。 ケージの外には、マイナスイオン発生の小型の空気清浄機を置き、ケージの中には、猫の気持ちをリラックスさせると言うフェリウェイをスプレーしたタオルを丸めて、置いている。少しでもアビ吉が落ち着いた気分で休めるように。 昨夜は、久々に毛繕いをしたり、伸びをしたり、ゴロゴロ言ったりする姿を見れた。表情も落ち着いている。薬の効果が出て来ているようで、経管チューブ無しで、しばらく生活させていけそうである。 am11:50 疲れたのか、ウトウトし始めた。 #
by abi_kichi
| 2004-09-23 20:21
2003年8月12日 昨晩、鼻の管を外したので、今朝は、投薬とウォルサムのサプリメント1/3粒を先ず与えた。ペットミルクを用意したが、やはり匂いを嗅ぐだけで飲まない。いくらなんでも心配なので、ニュートリカルをティースプーン1杯分くらいを数回に分けて、口内に塗り込むようにして、舐めさせた。そしてケージの中に、シーバ・デュオ20粒を小皿に入れ、水とミルクを置いて出勤した。 夕方帰宅して、ケージを覗くと・・・シーバ・デュオがなくなっていた。アビ吉、食べたんだ~。水もミルクも、わずかずつ減っていた。嬉しい。経管栄養の管を再度、入れるのをしばらく待ってみて、自力で少量でも食べられる間は、好きなモノを与えながら、点滴を併用することに。 今し方、またシーバ・デュオを47粒食べた。カリカリの数を数えながらの給餌なんて、初めてですが、1粒でも、カリカリ言いながら噛んでいる姿を見ると、嬉しさがこみあげる。アビ吉、もっと頑張れるっ。 今日は、今のところ、自力でアビ吉が食べたシーバ・デュオ計67粒(62cal)、ニュートリカル小匙1杯(25cal)、サプリメント1/3粒(3cal)として1日約90calの摂取となる。目標の半分ですが、自力での摂取と思うと嬉しい。 インターフェロンの注射をするのにケージから出したら、注射の後、一目散に他の猫達の食餌場所に走って行った。 シーバ・デュオをついでみるとカリカリ食べ始め、ウ-達の残したウォルサム・セレクトプロテインも食べたりしている。 食べられるだけ、食べておくれ~。水も少し飲んでいる。(^-^) FIPを発症した猫は、隔離するようにと言われたが、とうに他の猫にも感染はしていると思われる。他の子達も近々、FIPの抗体価を測定しておこう。ストレスが、発症の引き金になると言うので、 体調を崩していないか、他の猫との関係はどうか等、観察しつつ、健康管理をしてやらなければいけない。 #
by abi_kichi
| 2004-09-23 20:19
2003年8月12日 アビ吉の右鼻孔から胃まで、アトムカテーテル(未熟児の経鼻栄養に使うチューブ)を通し、その管に流動食を流すのですが、この管は大変細く(5Fr:直径1.6~1.7mm)素麺くらいのサイズです。 ここにウォルサムの流動食や内服薬を粉にして水に溶かしたものを流します。無理やり口をこじ開けることから解放されるので、患猫も飼い主も負担が軽減されます。なのに、その命綱のチューブが3日目にして詰まってしまいました。(ToT) 管を抜いて見たところ2箇所に詰まりがあり、いずれもサプリメントの残渣でした。ウォルサム・イミューンサポートタブを注意深く水に溶かして投与したのですが、このサプリメントにはキャラメルのような粘り気があり、いったんカテーテルの内壁に付着すると剥がれなくなってしまうようです。完全に塞がってはおらず、水だったら流れるのですが、流動食は全く通らない状態でした。 冷たく冷やした炭酸飲料を流すと、患猫の体温で温まり、炭酸ガスが発生し、それが管の中の内容物を押し流す(風呂釜洗いのジャバと同じ原理)ことを利用して、何とか再開を試みましたが、上手く行きませんでした。 経管栄養をする際は、指定の流動食と内服薬以外は絶対に投与しないことが重要だと解りました。 猫おば #
by abi_kichi
| 2004-09-23 20:18
| FIP治療(薬や食事について)
|
ファン申請 |
||