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猫伝染性腹膜炎(FIP)
このブログは、FIPに罹患したアビシニアン(3才オス)の、2ヶ月間の闘病記録を中心にした内容です。新たな更新はしていませんが、この、猫にとっての「死に至る病」について、愛猫家の皆さんに知っていただければ、と、公開しています。
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2003年8月12日 アビ吉の右鼻孔から胃まで、アトムカテーテル(未熟児の経鼻栄養に使うチューブ)を通し、その管に流動食を流すのですが、この管は大変細く(5Fr:直径1.6~1.7mm)素麺くらいのサイズです。 ここにウォルサムの流動食や内服薬を粉にして水に溶かしたものを流します。無理やり口をこじ開けることから解放されるので、患猫も飼い主も負担が軽減されます。なのに、その命綱のチューブが3日目にして詰まってしまいました。(ToT) 管を抜いて見たところ2箇所に詰まりがあり、いずれもサプリメントの残渣でした。ウォルサム・イミューンサポートタブを注意深く水に溶かして投与したのですが、このサプリメントにはキャラメルのような粘り気があり、いったんカテーテルの内壁に付着すると剥がれなくなってしまうようです。完全に塞がってはおらず、水だったら流れるのですが、流動食は全く通らない状態でした。 冷たく冷やした炭酸飲料を流すと、患猫の体温で温まり、炭酸ガスが発生し、それが管の中の内容物を押し流す(風呂釜洗いのジャバと同じ原理)ことを利用して、何とか再開を試みましたが、上手く行きませんでした。 経管栄養をする際は、指定の流動食と内服薬以外は絶対に投与しないことが重要だと解りました。 猫おば
by abi_kichi
| 2004-09-23 20:18
| FIP治療(薬や食事について)
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