カテゴリ
以前の記事
フォロー中のブログ
猫伝染性腹膜炎(FIP)
このブログは、FIPに罹患したアビシニアン(3才オス)の、2ヶ月間の闘病記録を中心にした内容です。新たな更新はしていませんが、この、猫にとっての「死に至る病」について、愛猫家の皆さんに知っていただければ、と、公開しています。
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2003/09/28(Sun) 日一日と落ちてゆく体力は眼を覆う程ですが、給餌を試みるや、大きく眼を見開いて徹底的に抵抗する、断固たる意志だけは衰えることがありません。鬼気迫るものがあるほどです。「ぼくの運命を決めるのは、あなた達ではないはずです!!」と叫んでいるのか、力無い声を精一杯張り上げ、もがく・・・。 昨日より、強制給餌を止めました。サプリメントにくるんだ投薬(もがきますが、給餌と異なり一瞬のことなので続けています)と点滴内に加える薬剤は変わりませんが、点滴の所要時間短縮のために、点滴の量を200mlから100mlに落としました。今朝は体重が2.28kgでした。 点滴の前に、アルコール綿で拭くのですが、1週間前から、ぱさついた毛が十数本抜けて来ます。こんな不意に訪れる「小さな徴候」に、内心動揺しながら、5分程で点滴を済ませ、丁寧に点滴前後の消毒をし、最後に蒸しタオルで身体を拭いてやります。 給餌が止み、ホッとしているのか、辛そうながらも表情の険しさが和らぎました。そして朝まで、私の身体にもたれて休みました。夜間に2回排尿があり、おむつの交換をしましたが、色は濃いものの、猫のおしっこ独特の強い臭いはなくなっていました。水に近い感じです。 今朝も点滴が済み、つぐらでウトウトしています。呼べばすぐ反応し、こちらに視線を向けますが、すぐにまた半眼になって、浅い眠りに戻って行きます。発熱は認められず、体温は少しずつ低下傾向にあるようです。 ★この拙い日記を日々読んで下さっている皆さんへ 激励やアドバイスを書き込んで下さったり、メールで情報や激励を届けて下さり、ありがとうございます。暖かい心配りに、本当に感謝しています。 この日記も終章に近付いてきたようです。あと何日かは解りませんが、アビ吉の飼い主であり続ける努力を怠らずに続けるつもりです。 --------------------------------------------------------- 猫おば [E-Mail] ケージの中に、流動食や好きなカリカリを、ミネラルウォーターと共に置いています。しかし、自発的にそれらを食べることはありません。時折、口元に器を添えてやると、二口、三口と食べますが、すぐに止めてしまいます。排尿で起き上がる以外はウトウトしていますが、穏やかな感じではあるのが、せめてもの救いです。昼過ぎに抱き上げると、ゴロゴロという静かな振動が胸の辺りを支えていた私の左手に伝わって来ました。(続く) 2003/09/28(Sun)/19:29:17 No.329 --------------------------------------------------------- 猫おば [E-Mail] (続き)私の顔をジッと見、直きに疲れたのか、腕をすり抜け、床の上に置いたつぐらに戻ってゆきました。言葉以上に伝わるものが、そこにあるはずなのに、私は落第生のように、答が出せないでいます。 2003/09/28(Sun)/19:46:26 No.330 --------------------------------------------------------- アイビー [E-Mail] 今、アビ吉くんには、ママさんたちの愛情が何よりの薬であり、栄養になると思うのです・・。うまく言葉が見つからないのですけれど・・。今日は日曜日でしたので、教会へ出掛けました。アビ吉くんや、病気と闘う猫ちゃんや、飼い主さんが穏やかでいられますように、とお祈りしてきました。 2003/09/28(Sun)/21:12:58 No.331 --------------------------------------------------------- 猫おば [E-Mail] アイビーさん、温かい励ましと祈りを、本当にありがとう。(;_;)ギューッと固く縮み上がった気持ちがほぐれる感じです。また新しい週が始まります。色んな意味で、頑張らなくては・・・。 2003/09/29(Mon)/00:09:03 No.336
by abi_kichi
| 2004-09-23 23:32
|
ファン申請 |
||