らんの目線

2003/10/07(Tue)
No.386
居間から何気なく、アビ吉がいた隣の和室にいるらんをながめていた。らんは、アビ吉のケージの上の方を見ていた。
その視線は、すうっとまっすぐ、ケージの前の床に落ち、自分の周りをぐるりと回るように数回移動。猫は、こんなにきょろきょろするものだったろうか・・・その時、ふと「らんには、アビ吉が見えるのでは」と思った。

ケージの上にいたアビ吉が、床に飛び降り、らんの周囲を床の匂いを嗅ぎながら、2～3度、行ったり来たりしているような姿を想像した。初七日の朝、アビ吉がこの部屋にいるような気がしたひとときだった。

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