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猫伝染性腹膜炎(FIP)
このブログは、FIPに罹患したアビシニアン(3才オス)の、2ヶ月間の闘病記録を中心にした内容です。新たな更新はしていませんが、この、猫にとっての「死に至る病」について、愛猫家の皆さんに知っていただければ、と、公開しています。
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2003/10/08(Wed) アビ吉の闘病が始まってから、寸暇を惜しんで文献や資料をあたりました。塩酸オザグレルとは、トロンボキサン合成酵素阻害薬の一つで、花粉症やアレルギー性鼻炎などの治療に使われる非ステロイド系抗アレルギー薬と、難治性アレルギーや自己免疫異常による病気の治療に用いられるプレドニゾロンに代表される副腎皮質ステロイドとの、どうやら中間的な所に位置する薬剤のようです。 ステロイドの効果は、他の薬剤を圧倒するほど素晴らしく、その副作用がなければ、まさに「夢の薬」と言えるそうです。アレルギーや免疫系のメカニズムが詳しく解ってきた現在、ステロイドの副作用だけを切り離した「理想の薬剤」を実現すべく、研究・開発されてきたのだそうです。 ですが、副作用は通常の抗アレルギー薬なみに低く、安全なものになったものの、やはり効果はかなり見劣りするというのが現状とのことでした。 つまり、その強い副作用があっても、プレドニゾロンに取って代わる薬剤は今のところ皆無なのだそうです。 私が塩酸オザグレルという薬剤名を知ったのは、やはりインターネット上にあった、まりあちゃんという黒猫のFIP闘病記の中において、でした。(続く) --------------------------------------------------------- 猫おば [E-Mail] 表題に発言者のHNを付けることにしました。 2003/10/08(Wed)/11:12:54 No.390
by abi_kichi
| 2004-09-24 00:01
| FIP治療(薬や食事について)
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