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猫伝染性腹膜炎(FIP)
このブログは、FIPに罹患したアビシニアン(3才オス)の、2ヶ月間の闘病記録を中心にした内容です。新たな更新はしていませんが、この、猫にとっての「死に至る病」について、愛猫家の皆さんに知っていただければ、と、公開しています。
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2003/12/11(Thu) No.726 冬の雨は何とも侘しく悲しい風情なのは、私が今そのような心情だからだろうか?せっかく黄葉した御堂筋の銀杏並木も、雨で随分、落葉が目立ちます。これはこれでアスファルトの上に絵を描いた様で綺麗なのですが、名残惜しい気もします。 私は、こうやってどんどん月日が経ってゆくことに気持ちがついて行けず、心が引き裂かれるような気分です。10月、11月、12月、そして年が変わり、アビ吉の存在がどんどん過去のものになってゆくことが耐え難い。 もう、かれこれアビ吉に2ヶ月以上会っていない、待っても待っても、もう会うことはない・・・。私は今まで、待ちぼうけを食わされているような気分で、何かを、おそらくアビ吉との再会を漠然と待ち続けているような気分でした。夢を、幻を、どこかで生まれ変わっていることを・・・。でも私の心は、悲しんではいても、基本的には健康なのでしょう。待っても待っても当然ながら、再会することはない・・・。(病んでいれば、きっと幻が見えるのだと思います。)最近ようやく、そのことをひしひしと感じるようになり、悲しみが一層募ってきました。 アビ吉が生きている時、「自分の右眼と左手を失ってもよいから、どうかアビ吉を助けてください!」と毎日祈りました。でも、そのような取引が成り立つはずもなく、アビ吉は天に召されてゆきました。
by abi_kichi
| 2004-09-27 21:43
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